令和7年(2025年) 会長のご挨拶

 新年あけましておめでとうございます。会員の皆様方と共に新しい年を迎えられましたたことを心から慶び申し上げます。また、昨年は同窓会活動に多大なご支援、ご協力をいただき改めてお礼申し上げます。

1昨年の4月から熊本大学東京連合同窓会会長を拝命し、1昨年5月に第9回東京連合同窓会の総会・講演会・交流会を東京で開催しお陰様で盛会裏に終えることが出来ました。また、東京連合同窓会会長として、同年9月に長崎で開催された第8回九州連合同窓会、昨年11月に熊大で開催された第17回熊本大学ホームカミングデー、第9回九州連合同窓会、そして12月に大阪で開催された第7回関西連合同窓会へ参加いたしました。なお、同窓会連合会及び地域の連合同窓会は本年3月をもって、発展的解消となります。これらの行事において講演された熊本大学小川久雄学長のお話を伺い、母校がかってないスピードで大きな改革を進めていることを実感いたしました。例えば、75年ぶりに学部に当たる新たな組織として情報融合学環が設置され、DXイノベーションラボラトリーやDX総合教育棟が今春完成予定など、国策として進められている熊本における半導体産業拠点の形成に対応した半導体・デジタル研究及び人材育成が強力に推進されています。また、産学連携により民間からの投資3倍増が達成され、熊本大学ネーミングライツにより、例えば薬学部体育館はバッテン会の幹事長の永里さんが社長を務めているkmb KMバイオロジックス体育館の愛称がつきました。これら、熊大の最新情報は熊本大学メールマガジンの他、X、Facebook、Instagram、Line等のソーシャルメディアにより、情報発信されていますので、ぜひ大学のホームページにアクセスし登録手続きをして頂き、詳細をご覧ください。まさに、熊本大学イニシアティブ2030「地域と世界に開かれ、共創を通じて社会に貢献する教育研究大学」の実現に向けて力強い歩みを進めています。会員の皆様方には、熊大の応援団として熊本大学基金への寄付を通じて、母校の更なる発展のためにご支援いただきます様心よりお願い申し上げます。

  本年の年間事業計画に関しては、7月6日(日)に総会を開催予定で、特別講演には熊本大学薬学部・医療情報薬学 薬物治療設計学講座教授 渡邊博志先生(平成8年卒)をお招きします。酸化ストレスが関わる腎関連疾患について、1)バイオマーカー探索と臨床応用、2)病態生理解明と治療戦略開発に関する最新の研究成果に基づいて興味深いお話を伺えるものと期待しています。恒例行事になりましたくまモンも4回目の登壇予定ですので、ご期待ください。

 また、卒後20周年及び卒後30周年記念祝賀会をそれぞれ、4月5日(土)及び11月8日(土)に開催する予定です。卒後研修会も、熊本大学東京オフィスを利用させていただき定期的に開催する予定です。今後の事業計画については、都度ホームページに案内を掲載し、また会員宛のメール及び熊薬東京バッテン会のFacebookでもご案内いたします。

 最後になりましたが、会員の皆様の益々のご健勝とご活躍をお祈り申し上げますと共に、バッテン会活動へのご支援、ご協力を衷心よりお願い申し上げ、ご挨拶に代えさせていただきます。

                              令和7年1月
              熊薬東京バッテン会長 中上博秋(昭和48年卒)