平成30年・新年のご挨拶

 明けましておめでとうございます。

皆様には素晴らしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 母校の熊本大学は、昨年文部科学省の国立大学法人評価委員会から、6カ年中期計画について、初年度となる2016年度の達成状況の評価結果として、6段階の最高評価となる「特筆すべき進捗状況にある」という評価を受けました。2016年4月に発生した熊本地震直後の迅速な対応や自治体と協力した復興計画の策定などが高く評価されたもので、着実に進む母校と地域の復興への取り組みを心強く思った次第です。更に、国立の86大学を含む計90法人の中で最高評価を受けたのは、熊大と東北大、大阪大、徳島大の4大学だけであり、卒業生として誇りに感じました。薬学部も、日本一の「薬草パーク構想」の推進、そして産官学の連携による創薬を中心にイノベーションの創出を目指す「熊本ファーマバレー構想」の実現に向けて大きく飛躍しようとしています。今秋には、高品質有用植物等の安定生産システム、革新的医薬品開発等に取り組むための研究拠点として、5階建ての「自然共生型産業イノベーションセンター」が薬学部薬草園内に新設される見通しです。

さて、熊薬東京バッテン会に関し昨年を振り返ってみますと、従来から行われてきた卒後30周年記念祝賀会はもとより、新たに立ち上げた卒後20周年記念祝賀会も大変多くの会員の皆様のご参加とご支援を頂き盛会でした。また、メインイベントの総会につきましても、例年を大きく上回る80名を超える参加者があり、初めての試みとして特別講演講師として同窓会以外からお招きした厚生労働省医薬・生活衛生局医薬安全対策課長 佐藤大作先生の医薬品安全性に係るご講演では活発な質疑応答があり、懇親会も含めて盛会裏に終えることができました。研修会に関して特筆すべき点は、5月に開催された理化学研究所脳科学総合研究センター 斉藤貴志先生(平成8年卒)による認知症・アルツハイマー病の基礎研究に関する講演が過去最高の参加者を集め、最新の研究動向を紹介してくれたことです。

今年も引き続き、会長就任にあたり掲げた本会の活性化のための3つのキーワード:①絆の強化、②絆の継続、③生涯学習の支援を役員一丸となって着実に実行していく所存です。年間行事計画に関しては、7月29日(日)に総会を開催予定で、特別講演には昭和薬科大学教授 山本美智子先生(昭和50年卒)をお招きします。医薬品情報学をリードする立場から医薬品の適正使用推進等に関する最新のお話を伺えるものと期待しています。また、5~6月および10月に、それぞれ卒後20周年および卒後30周年記念祝賀会を開催する予定です。卒後研修会も奇数月に定期的に開催する予定です。都度ホームページに開催案内を掲載し、またメールおよび新たに立ち上げた熊薬東京バッテン会のフェースブックでもご案内いたします。多くの会員の皆様のご参加をお願い申し上げます。

最後になりましたが、会員の皆様の益々のご健勝とご活躍をお祈り申し上げますと共に、バッテン会活動へのご支援、ご協力を衷心よりお願い申し上げ、新年の挨拶と致します。

平成30年1月
熊薬東京バッテン会長 中上博秋(昭和48年卒)