令和5年(2023年)・会長のご挨拶

 令和5年も早1ヵ月が過ぎ、梅の花もつぼみが膨らみ始め春の訪れを感じるようになりましたが、会員の皆様におかれましてはお元気でご活躍のことと思います。
新型コロナ感染拡大の影響が長期間かつ広範囲に及び、様々な社会活動や経済活動が制限される中、昨年は会員の皆様や同窓会本部のご協力を得て、3年ぶりに総会を現地及びwebのハイブリッドで開催し、成功裏に終了することができました。書中をもちまして改めてお礼申し上げます。一方、卒後20周年・30周年記念祝賀会及び卒後研修の開催は残念ながら中止せざるを得なくなりました。
新型コロナウイルス感染対策につきましては、欧米諸国でいち早く規制緩和や撤廃が進められる中、我が国でもようやくウイズコロナに向けて、5月の連休明けに感染症法上の位置づけが現在の「2類相当」から季節性インフルエンザ並みの「5類」へ移行される予定で、各種行動制限も徐々に緩和されて来ました。ようやく通常の日常生活と社会活動を取り戻すことができるものと期待されます。
本年の年間事業計画に関しては、7月9日(日)に総会を開催予定で、特別講演には慶応義塾大学薬学部・薬学科 薬効解析学講座教授 松元一明先生(平成10年卒)をお招きします。医薬品の薬効評価と副作用解析に基づいた薬物療法の最適化に関する最新の研究成果に基づき、感染症と薬物治療、各種病態への新規治療法のアプロ―チなどに関する興味深いお話を伺えるものと期待しています。くまモンも2回目の登壇予定ですので、ご期待ください。
また、卒後20周年及び卒後30周年記念祝賀会を開催する予定です。卒後研修会も奇数月に、新規に開設された熊本大学東京オフィスを利用させていただき定期的に開催する予定です。総会・特別講演会及び卒後研修会についてはオンライン開催も必要に応じて実施することと致します。今後の事業計画については、都度ホームページに案内を掲載し、またメール及び熊薬東京バッテン会のフェースブックでもご案内いたします。Lineの有効活用も今後検討したいと考えています。
最後になりましたが、会員の皆様の益々のご健勝とご活躍をお祈り申し上げますと共に、バッテン会活動へのご支援、ご協力を衷心よりお願い申し上げ、ご挨拶に代えさせていただきます。

令和5年2月
熊薬東京バッテン会長 中上博秋